老猫日誌 2024.5.21 変化
5/21
3:20〜3:40
朝トイレを見たらした形跡がない。
昨日、病院でおしっこが溜まってると言われていたのに。
なのでトイレに抱っこで連れていく。
何度か出たり入ったりを繰り返して、ようやくした。
とても薬臭い。昨日の点滴した薬剤の臭いなんだろう。腎臓がうまく動いていないのか。
旦那に桃がトイレいってないと伝えたらチラリとみて「トイレ入ってるじゃん」と たまたま桃がトイレに入る瞬間をみて、簡単にそういった。
連れて行ったからトイレに入ったんだよ!
怒りで口調が荒くなる。
たしかに仕事してて、昨夜もうちにしては遅くまで病院で帰ってこれず、今日も早朝から仕事なんだから申し訳ないと思ってる。
だけど、桃のことを話しても、相槌も聞こえないくらい、そして帰宅後さっさと2階に上がって寝てしまった。
ずっとそばにいないから深刻さが わからないんだろう。
もしかしたら…このまま また元通り、には今回は行かないのかもしれない。
桃はトイレのあと、和室からあまり動けない感じで抱っこでリビングに連れていく。本当に少しだけご飯を食べた。ストレを数粒。
病院からインスリンは打ってと言われたけど、こんな量では打てない。
セミントラも飲ませそうにない。
そのあと定位置の場所に行って、うつ伏せてジッとしている。
やっぱり、そうなのかもしれない。
3:50
旦那が仕事に行くとき、桃にいつも触るのに触ろうとしないで行こうとしてるので何故触ってあげないのか、といった。
モゴモゴなんか言っていたけど(桃が寝てるから、とかごにゃごにゃ)おそらく現実を見たくないんだろう。いやなものは見ないタイプだから。
もしかしたら、もうタイムリミットが近づいているかもしらないから、桃に対して後悔のないよう接した方がいい、と伝えた。
私も桃に対して後悔しないよう接したい。
4:00
桃は布団でジッとしてる。
寝てるというか動かない。
ただ静かに横になっている。
6:30に水素水セット。
桃は隣で目を閉じていて、起きているのか寝ているのか。
その後、水ができたので取り替えたら桃が飲みたそうにしていたのでそばに持っていったら起き上がって飲んだ。
その後ペースト状のものを口にする。
スプーン一杯弱。
洗濯物をするのにバタバタしていたら、
桃がドアの方に行ってた。猫扉を跨ぐのに躊躇している感じ。
ドアが内側に開くので、ドアを開けると諦めたように布団の方に行ったので「諦めないでー」と声をかけて、あとは桃に任せた。
その後、2階に行って戻ったら桃はちゃんとトイレまでヨタヨタと歩いていったらしい。
オシッコをしていた。
朝も出したけど、結構出た感じがする。
その後、再びトイレへ。親指の第一関節ほどのウンチをした。
ゴハンをほとんど たべてないのにすごいね。
その後、定位置の布団へ。
そこで うつらうつらとしている。
静かに横たわっている。
9:00
血糖値が高い、でも今はどうなのか。
低血糖を防ぐためにも桃にブドウ糖を少しあげる。
その後インスリン。
桃は目盛り1を目安に打つよう、昨日言われた。
でも低血糖になりやすいので食べなければ一回お休みして、と言われたけど、もう全然食べないので 判断に迷う。
背中に血糖値を測る機材をつけるっていうの桃が糖尿病になったとき、それを聞いて「じゃあつけてください」って言ったんだけど、その時はつけないで、しばらく様子を見ましょうだったんだよな。それで2年以上経ってしまって今に至る。
でも今 つけたところで桃には余計な付属品がつけられて不快かもしれない。
10:00
桃が寝息をたてて寝始めた。「ん…んん…む…」みたいな小さなイビキ。
昔は豪快すぎてね、真横で寝てるとき、うるさくって鼻をコチョコチョしたっけなぁ。
イビキで悩まされるのは旦那だけ、と思ったけど まさか桃に!なんて思ったものだ。
ヘソ天で気持ちよさそうだったな…
今も桃があの時のように穏やかに寝ていられますように
昼前にササミを食べた。
でもオヤツのササミ。桃はスーパーで売ってるササミを湯掻いたものは食べないのです…😭
今なにかと話題?になってるイナバのササミなんだけど、桃が食べるササミはコレのみ😓
ササミを見せたら、すごく輝いた顔をして、親指の1関節分くらいの量をほぐして小鉢に入れて口元に持っていったらガツガツと食べてくれた。
その後は、割としっかりした顔してたり、虚になったりを繰り返し。
うちの目の前の家のTさんが庭にいたので、桃のことを話した。Tさんのことを桃はすごく好きで庭仕事をしているTさんをよく窓から眺めていたように思う。
多分、Tさんが桃に よく話しかけてくれてたから。
だから、きっと好きなんだよね。
※Tさんは「クロちゃんのこと」に出てきたクロちゃんの飼い主さんです。
↓クリックでとびます
クロちゃんは腎不全を患っていて4年くらい通院して頑張っていたそうだ。最後の最後まで外にでて、フラフラなのに歩いて ご近所をまわっていたらしい。
その後、桃に少しだけ黒缶を出したらハムハムして食べてくれた。ほんの少しでも、オヤツでなくゴハンを食べてくれて嬉しい。
桃のトイレの掃除をして、再びリビングに置いてみた。
やっぱり桃は嫌がってしまって、布団から降りてテレビ台の方に隠れてしまった。
なので元に戻して、トイレは私が抱っこして連れていこうと思う。
旦那が帰ってきたら、桃は少し顔をあげて「ニャア」とお帰りの挨拶をしてくれた。
まだ、しっかりした顔もしてくれている。
18:00
ちょうど眠い時間らしい、といっても同じ体勢。
少し違うのは思い切り伸びーとしてる。
萎えた足のマッサージをしても嫌がる様子はない。
太ももの内側から踵の部分。最後に肉球。
3分ずつ。力は入れず撫でるように。
あまりにも足を伸ばしているので麻痺してるのかと心配になりブラシをしてみた。
桃は足側は完全に毛繕いできなくなってるので、気づくと毛玉だらけになってることがある。ブラシをしたら毛玉があったらしく引っかかった。
これをゆっくり取ろうとすると、ちょっと違和感?痛み?があるのか嫌がったりする。麻痺してたらわからないけど、ちゃんと嫌がって足を曲げた。うん、まだ動かせてる。
これで普通に動いて、普通にゴハンを食べていたら なんとも癒しの風景なんだけどね…
寝る前にトイレに連れていこう。
20時すぎに明日の朝の水素水を生成して、その間に桃をトイレに連れて行ったけど しなかったのでリビングに戻る。
流しにいて、色々 片付けいたら、なんと!桃が自力できた!奇跡。
その後!カリカリと音がする!
食べてくれた。緊張で身体がこわばる。物音を立てないように息をひそめる…
懐かしいな、うちに来て食べムラがひどかった桃が食べてる時は息を潜めていた。
その後、薬が効いて 私が跨ごうが、後ろを通ろうが かまわず食べてくれてた貴重な日々。
今もまた奇跡のような出来事。
当たり前のことが、明日はないかもしれない。
当たり前のことが当たり前にあると
それがどんなに大切なことか忘れてしまうことがある。
桃は私にそれを教えてくれてるんだと思った。
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